2014年11月30日日曜日

第11回(2014年)横手カレー選手権 in 香蘭女子短期大学

苦節7ヶ月、ようやくやってまいりましたカレー選手権。
今年は開催自体も危ぶまれておりましたが、香蘭女子短期大学様、横手公民館様をはじめとする皆様のご協力により、無事開催することができました!


よし、これで心置きなくカレーが作れるっ!
と思いきや…なんだか微妙な空模様。
その場で団員のみんなと相談した結果、やれるところまでカマドでやろう!ということになりました。
あとは雨が降らないことを祈るばかりです…。
しかし念のため、参加者の子どもたちには「使うかもしれないのでカセットコンロを持ってきてね~」と連絡大作戦です。
さて、買い物です。
買い物は、例年は開会式後に横手小学校から西鉄ストア的場店まで歩いて行っていましたが、今年は会場が横手小学校じゃないわ西鉄ストア的場店は閉店するわでどーすりゃいいのよ…というピンチに対して、ハローデイ井尻店様に快くご協力いただきました。
集合時間は日曜日の開店時間前、クルマもまばらです。…お、なんと背後には虹が!
天がみんなを祝福してくれている、と思いましょう!
ということで店長様よりご挨拶。
なーんと!商品券までご提供いただきました!ありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
そうしている間にも、会場ではおやじカレーの準備が着々と…。
今年はH料理長の下、カレーが作られていきます。
みんな、料理長の指示はしっかり守るんですよ~?「はーい」
受付風景。短大生のみなさんが手伝ってくれました。

そして、TVカメラを担いでいる人の姿が…!
そう、今回はケーブルテレビのJ:COMさんの取材が入ったのです。
当日の様子はHometown福岡にて12/5~11に放映されました!
このほか、福岡市南区のみなみ情報発信隊「【横手校区】香蘭女子短期大学と横手校区の交流(その3)これが僕らの自慢のカレーだ!」、読売センター地域情報紙「わいわい倶楽部」より取材いただきました。
開会式前の子どもたちの誘導も短大生のみなさんにやっていただきました。
子どもたちは見慣れないおねぇさんたちにちょっとどぎまぎしてますかね?

ちなみに今回の参加者は17チーム77名で、保護者の方、地域の方(来賓)、公民館、おやじ団、香蘭短大の方々まで入れると200名弱が参加したイベントとなりました。
(ちなみに南区地域支援課からも来賓としてご参加いただきました。)
買い物班の子どもたちもハローデイ井尻店から約20分ほど歩いて香蘭短大までやってきました。みんなで合流して開会式です。
開会式では香蘭短大学長の坂根様にもご挨拶いただきました。
本当にこのたびは感謝感謝でございます。
さて、いよいよ調理開始。
調理(下ごしらえ)は学生食堂をお借りして行います。
短大生のみなさんには調理の見守りにもはいっていただきました。
「何つくると~?」
「カレー」
みたいな会話が交わされたのでしょうか…?
その間にも外では食事用のテーブルのセッティングが進んでおります。
こちらも短大生のみなさんにお手伝いいただきました。

おやじたちはせっせこ一斗缶カマドとおやじカレーの準備にいそしんでおります。

ん?でもなんだか雲行きが怪しいような…?
さて、一斗缶カマドでカレーを煮込みます。
こまめに混ぜないと焦げますからね。
混ぜるときは火口の反対からやらないとやけどしますよ。
みんなカマドで調理中。
…すでにこのとき、小雨が降っていたのですが…。
どわーい大雨が降ってきたぁい。
ということで急きょ駐輪スペースに避難です。
この雨はカレー選手権史上最大級の大雨かも。

ちなみに一部の方々から『町内予報士』と呼ばれている団長Kが、科学力を駆使して(Yahoo!のY!地図アプリの雨雲レーダーを見て雨雲の動きを予想して)
「10分後に小雨になるので、そのすきに学生食堂に入って下さ~い。その10分後にまた大雨がきま~す。」
とみなさんにご連絡したのでした。
「ホントに小雨になるのかなぁ?」
「あ、ホントに小雨になった!」
「それ、今のうちに避難だ~!」

子どもたちのチームは、煮込みをほとんど終えていたようで何よりでした。
…と思いきや、あれ?香蘭短大生チームは?

実は香蘭短大生チームは調理開始が子どもたちよりも遅かったため、もう少し煮込みが必要だったようです。
さて、学生食堂では、審査用のカレーを提出です。
提出用紙には「工夫したこと、がんばったこと」を書く欄がありますので、がんばってアピールを考えます。
カレーを提出する子どもたちと、審査する審査員の方々でごった返しております。

ちなみに審査員の方々は、来賓としてお越しいただいた地域の自治会や町内会、各種団体の方々、小学校の先生方などにお願いをいたしております。

また、今年は初の試みとして、子どもたちが他のチームのカレーを食べて、一番おいしいと思ったチームにスプーンを投票するという一般審査も取り入れてみました。
ご飯は羽釜で直火炊きしたほかほか炊きたて。
今回はみんないっぱい食べたようで、ちょっと足りなかったかな?
ご飯は短大生のみなさんがよそおってくれました。
おやじたちもようやくカレーにありつけます。

「ん?なんかカレーが薄くね?」

そうなんです、今年の料理長に任命されたHさんの指示をきかずに、誰かが水を入れすぎたようで、薄めのカレーになってしまったのでした。

そこですかさず団長K「ふっふっふ、そんなこともあろうかと…、カレーに入れてひと煮立ちさせながら混ぜ混ぜするだけで、なんと本格的なグリーンカレーになるという魔法の粉を買ってあるのじゃよ!」
「ぐ、グリーンカレー?」
ということで、混ぜ混ぜ、混ぜ混ぜ…。
みなさま「ほ~、これがグリーンカレーかね、珍しいね。」「いっちょ食べてみるかね。」
公民館長「あら、おいしいじゃない。」
団長K「おー、うまいですね、本格的な味だ。」
団員N「…、ん…、なる…ほ…ど、こういうカレーも…ありっちゃ…ありかな…いやなしかな…」
団長K「あーオレおかわりしようっと。」
団員B「うわっ、なんなこれ!?オレこれ苦手バイ」
通りすがりの子供「やべー、カレーおかわりしたら超マズくなっててビビったぁ!」

え?好評なのは館長と団長Kだけですか(汗 (汗 (汗 あ、スパイスの発汗作用で汗が出てきた…。

団長K「え~、今年のおやじカレーは、本格的なグリーンカレーですよ~、珍しいですよ~。食べると発汗作用でダイエットにも効果的ですよ~。まだ大量に余ってますよ~」
宣伝むなしく大量に余ってしまいましたよシクシク。食べ慣れない人にとってはちょっときびしかったようです。

そんな騒ぎはさておいて、審査結果の集計です。審査員による審査結果の集計と、子どもたちの一般審査によるスプーン投票の結果を集計集計っと。
さて、審査結果の発表を待つ間に、校長先生をはじめとする先生方や地域の方から講評をいただきました。
みなさん、とってもカレーがおいしかったこと、お家でもお手伝いをして欲しいこと、来年もがんばって欲しいこと、などを講評いただきました。
それではいよいよ表彰式です。

まずは特別賞であるおちあい賞。
今回唯一の一年生チーム『ストロベリー♡』が受賞しました。
もちろん初出場初受賞になります。
ちなみに賞品はもちろん横手名物おちあいまんじゅうです。
実は優勝よりも商品が豪華だという噂がある公民館長賞。
5年生チームの『ミラクルファイブキッズ』が受賞です。

ちなみに今年は奇遇なことに、1年生チームが1チーム、2年生チームが2チーム、3年生チームが3チーム、4年生チームが4チーム、5年生チームが5チームだったのでした。
(これで6年生チームが6チームだと完璧だったのですが、6年生チームは1チームでした。)
香蘭短大生が一番おいしかったと思うチームを選ぶ香蘭賞。
2年生チームの『カレーカレー』が受賞です。
続いては、おやじ団賞です。今回は一般審査として子どもたちがおいしいと思ったカレーにスプーンを投票した得票が最も高かった4年生チーム with 1年生の『少しもからくないわ』に与えられました。

ちなみに優勝賞品は壱億円札(型の珍味)です。
アイデア賞。
今回は審査員審査で3位同点が2チームありましたが、そのうち4年生チーム with 2年生の『男ぐんだん』チームがアイデア賞となりました。
第3位は3年生チーム『ようかいカレー』です。
準優勝は『2年2くみ なかよしグループ』です。
そして優勝は5年生チームの『ミラクル5』でした。
最後はおやじ団、香蘭短大生、残っていただいた保護者の方と子どもたちなどできれいに片付けを行いました。
そして反省会。
今回はいろいろと初めてのことも多く、来年に向けて前向きな意見がたくさん出ました。

今年は、横手小学校の20周年の関係で小学校でのカレー選手権開催ができず、どうなることかと思いましたが、横手公民館さま、香蘭女子短大様、その他地域諸団体のみなさま、保護者のみなさま、そして子どもたちの協力で、無事にカレー選手権を開催することができました。
みなさま、どうもありがとうございました。


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